Wednesday, November 17, 2010

キジハト

11/18 朝芝生の上に羽が散らばっていた。
ハトが芝生で戯れていたのかな?   
   
   
芝生に小枝が落ちていた。
ふとナナミの木の上を見るとツガイの2羽のキジハトがとまっていた。


巣を作ろうとしているんだろうな。
下の小枝の状態は苦戦しているのだろうな!

昼にはこんな状態です。がんばれ!

結構芝生の上に小枝が朝に比べてたくさん散乱しています。
少しヘタッピかも。
 
その日の夜 あれいなくなった。 あきらめたのかな??
  
下には小枝が散乱したまま、反対側の芝生の上には羽も散乱

明日の朝掃除しよう。
 
11/19朝 ハトが戻っていました。あきらめずに巣を作っています。
  
がんばれー!!!!
11/20
少しすすんでいるような感じがします。
  
たいぶ上手に作れるようになりました。小枝も少なくなりました。

  
フラッシュたいてごめんなさい。
明日は日曜日。月曜の朝進んでいるか楽しみにしています。
お休みなさい。

Thursday, November 11, 2010

タイル工場-1

岐阜県多治見にタイル工場にタイル検品に行ってきました。
その時タイル工場も見学させていただきました。
これはタイルの見本を製作しているところです。
   
まだ焼いていない型取りした状態のタイルの表面にエア吹き付けで色をつけます。
表面に吹き付ける塗料の重さはだいたい3g程度です。タイルの種類によりますが。
はかりで計測して色の吹き付けの出来上がりです。
これを釜で焼いて見本タイルのでき上がりとなるのです。
この見本を数種類つくり、これが現場に送られてきて色を見てタイルを選びます。

タイルに色付けする為の塗料工場です。
   

 塗料の調合工場です。     色の調合する為の粉末です。
青色はコバルトです。   
 
多量の塗料を作りますので、ここから塗料材料を流し込み
 


上から塗料材料が撹拌機(奥のドラム缶)に流しこまれ 回転して調合しています。


下のプラスチックのドラム缶に塗料が入っています。  
全国からのタイルの依頼がありところ狭しとドラム缶が並んでいます。
プラスチックドラム缶1缶で300㎡分のタイルの塗料がはいています。
     


 塗料工場が併設さ工場でしたのでいい経験ができました。
 次回釜工場について書きます。





Wednesday, October 13, 2010

閑谷学校

先週、牛窓「櫻山居」ではお施主さん自らの
塗装工事が始まったので、学生達も一緒に
その様子を見に行きました。


夕日が沈む景色が何とも美しいという事で
(夕日の記事は所長のブログをご覧ください。。)
その時間になるまで牛窓をぶらり、、、
そしてせっかくなので備前市にある閑谷学校へ。






閑谷学校は現存する世界最古の一般庶民のための学校。
校門や講堂、神社など敷地内にたくさんの建築物があり、
それを囲う石塀も含め、そのほとんどが国宝や
重要文化財に指定されています。






建物は全て赤色の備前焼の瓦で覆われていて
空の青・山の緑に映えてとても美しいです。
建物自体はどれも堂々と立派な構え。
なのに細部には隠れデザインがたくさん有ります。












外から眺める建物はもちろん良いですが、
中から外を眺める景色もかなり良いです。






ここで学んでいた生徒たちは心を込めて床を磨いていたそうで、
外の光と緑が反射しています。

夏はひんやりして気持ちが好さそう。。


この景色が約300年も変わらず残っているのって・・・




純粋に皆から愛されて、大切にされてきたことが
伝わってくる建物です。





櫻山居に戻るとKさん親子が
せっせと塗装作業をされていました。



何だか愛されている感じが伝わって
とっても微笑ましい絵ですね。

いろんな人の手にかけられて建物が
出来上がっていくのってやっぱりいいなぁ、、
としみじみ感じた日でした。

田村








Tuesday, October 5, 2010

犬島

すっかり遅くなりましたが、
牛窓の焼杉見学の際に行った犬島について書きます。





ちょうど夏休みでもあり、
瀬戸内国際芸術祭の期間中でもあり、
小さな島だけど賑わっていました。



犬島は1909年に銅の精錬所が作られ、
当時は3000人以上の人が暮らしていました。
しかし銅の価格の暴落により、精錬所はわずか10年で操業を終えたそうです。

精錬所跡は建築家の三分一博志氏、
アート部分は柳幸典氏によって
「在るものを活かし、無いものを創る」

のコンセプトを元に自然エネルギーを利用した空間や
体で感じられるアートが仕掛けられています。



残念ながら中の写真は一枚もありませんが、この施設の面白さや、
三島由紀夫をモチーフにした作品の少し気味の悪い雰囲気…
は実際に行って体感しなければ分かりません。

精錬所跡を活かした建築は煙突や扉の開閉によって夏は空気を冷却、
冬は暖めるという構造になっているそうです。

8月初めでとにかく暑い日だったのですが中に入ると
冷暖房設備がないのが嘘みたいな涼しさでした。





施設を出ると当時のまま残された今にも崩れそうな煙突など、
まるで時が止まっているかのような景色を見ることができます。



小さな島の中で手が加えられた部分と手つかずの部分の
差が激しく、さらに「在るものを活かし、無いものを創る」
というコンセプトを目にして、何だかものすごく印象に残る島となりました。
田村

Saturday, September 11, 2010

フレンチレストラン⑦

あれよあれよという間にレストランエテルニテの工事は完了し、
昨日無事オープンを迎えました。


工事前からこの日に予約を入れて、夜はドキドキしながらお店に。



エントランスのシャンデリアがキラキラと輝いています。



そしてエントランス横には鏡貼りのグラス収納。
実際にグラスを並べてみるとかなりの迫力。
通路のど真ん中にあるので、空間に奥行きを出してくれます。


今回お店を計画する際に気をつけていた事は、目線のやり場です。
お客さん同士が隣を気にせず、 自分たちだけの空間で
食事を楽しんでもらえるように 間仕切りを立てたり、
目線のやり場をいくつも作っています。




こちらは事務所の前のスッタフFさんが作ったパネル。
照明を蛍光灯からクリプトンに替えてさらに美しく演出されています。



間仕切り壁をまわりこむと、この席が。
ソファ席を作ったことで以前より客席間が広々と感じます。






奥には2人掛けのソファ席。昨日はこの席で食事をいただきました。
店内が一番見渡せる席です。



もちろんお料理の方はどれも美味しくて!
特にこの金目鯛。見た目にはとても秋らしくて、
紫のお皿映える金目鯛とソースの色がとても印象的でした。



メインは皆それぞれ違うものを。
私は豚を頂きました。



梅肉を食べて育っているそうで、、、
少し酸味があって、とてもさっぱりとした味です。
お腹が膨れていてもペロリと食べてしましました。


数日前から照明の調整等で 、何度も夜の雰囲気は見ていたのですが、、、
昨日はバタバタと作業をしていた事を忘れそうなくらい
落ち着いた素敵なお店に仕上がってました。。


やはりお店は、美しくセッティングされた テーブルや
スタッフの方が行き交う風景、 そして美味しい料理と
それを楽しむお客さんがいて 初めて完成となるのですね。



エテルニテの皆さん、
おいしいお料理と素敵な時間を本当に有難うございました!!
田村