Thursday, July 1, 2010

クレーン基礎

東野田の集合住宅は10階建、高さ30mです。
そのための工事用タワークレーンが立ちます。

これはそのタワークレーンの足元アンカー組。
コンクリートが入る前です。

タワークレーンのコンクリート基礎は、
約2.5m x 5.0m 深さ2.5m


コンクリートはおよそ31㎥になります。

コンクリート1.0㎥の値段は1万円ぐらいです。
コンクリートの比重は2.4です。

31万円と重さにして74tの塊が地中に埋まります。

クレーンが解体されればコンクリートの塊は役目を終えて
ひっそりと地中に埋設されたままになるのです。

Monday, June 28, 2010

フレンチレストラン③

田村です。


小浦さんが集合住宅の記事を書いてくれるように
なったので、私も頻繁にレストランの様子を
更新しようと思います。


それにしても記事の内容のギャップに驚きますが…
レストランは9月初めに工事となりますので
その頃には現場レポートができるかと!

今日は3度目の打ち合わせ。
家具や仕上げの材料が決まりつつあります。

あんなに悩んだソファの張り地も無事に。




ステンドグラスとガラスモザイク。



この赤のガラス…
特に赤いガラスモザイクは本当に珍しいのです。
山ほどサンプルを取り寄せてやっっと見つけました。

どうやら、色ガラスの中でも濃い赤色は一番発色がしにくいらしく。
専門の方に聞いたところ、赤色のガラスは金を使って
発色させるらしいのです。

他にも赤色を発色させる材料はあるみたいなのですが
これらの材料は高温で酸素にさらすと、変色したり、
黒っぽくなってしまうのだそうです。

よりによって一番使いたいものが一番手に入りにくいなんて…
でも、だからこそ他にはないいいものが出来ればと思います。

とにかく見つかって良かった~。

そろそろ工務店の方と詳細の打ち合わせに入ります。
打合せに向かう途中に靱公園で発見したもの。



こんな落書きなら心が和みますね~。





Monday, June 21, 2010

ガス圧接

鉄筋の圧接工程です。

ガス圧接とは
鉄筋は原子が規則正しく格子配列した結晶構造をしています。
原子の最も外側の軌道を回っている電子を価電子と呼びます。
この電子は、他の原子が一定の距離まで接近すると他の原子に乗り移ります。
この2つの価電子が行き来することを金属結合と呼びます。
ガス圧接は鉄筋端面にある原子同士が一定の距離に接近することにより
端面の各原子の価電子が共有する状態になれば接合が達成されることになります。

現場でも化学の力が役立っているのです。

下の写真は鉄筋同士を機械で固定しているところです。


リングバーナーと呼ばれる加熱器で酸素とアセチレンの炎で鉄を加熱しています。
このときの鉄の温度は1200℃~1300℃です。


鉄筋の太さにより火口の数が違います。
今回鉄筋の太さはD32mmで10箇所の火口があります。
鉄筋を固定している機械は加熱している間鉄筋同士を圧縮しています。



圧接が終ったところです。
鉄筋同士が圧縮されるので膨らんだ状態になります。


鉄が自然に冷めて圧接は完了です。

by koura

杭頭

集合住宅の技術会議に出席していますので現場の状況を報告していきます。


現在工事は基礎配筋まで進んでいます。
今週末配筋検査の予定です。
現在ほとんど配筋されているはずですが雨で遅れているかもしれません。
報告は2週間前の杭からします。

写真は杭頭が出ているところです。  

配筋は保護膜で養生されコンクリート塊が
写真のように機械で引っ張り挙げて上手に抜けるようになっています。

上手に抜ければ、工事がスムーズに進みます。
抜けなければ手作業で除去しなければなりません。大変な作業になります。


杭頭のコンクリート塊がきれいに抜けた状態です。

今回、17ヶ所の杭があります。
写真は、杭頭処理が終わり基礎底の捨てコンクリート といわれるコンクリート打設の為の止め型枠の準備中です。
50mmのコンクリートを打設してその上に 基礎の大きさの墨出をして配筋工事にかかります。


次回は鉄筋の様子を報告します。

by koura

Saturday, June 19, 2010

フレンチレストラン②


今回はソファ席の張り地選びです。




現在のお店では全て椅子席なのですが、
改装の計画では、ゆったりとした席を確保する為、
また空間にメリハリをつける為に、ソファ席を設けることにしました。

座面の高さは?広さは?クッションの柔らかさは?
など検討することはたくさんあるのですが、

やはり一番迷うのが張り地です。
あんなものやこんなものや…。

この生地のざっくりと編んだような質感は良いけれど、
肝心の色がもう少し…



色はイメージ通り、質感もOK。でも生地の厚みが…薄いのです。




色・質感・生地の厚み共に条件が揃うものが
なかなか見つかりません。

これらのサンプルは、椅子の張り地専門メーカーの
サンプル帳から選びます。


シンプルなものからゴージャスなものまで種類は様々。


この中からイメージ通りのものを指定して
大きめのサンプルを取り寄せます。

大量の生地サンプルを眺めながら、
これをパッチワークにしてクッションを
作ったらかわいいんじゃなかと思ったり。




こんな感じ。

今の季節には合わなさそうかな…。

まだまだサンプル探しは続きます。
田村

Monday, June 14, 2010

フレンチレストラン①



5月からスタートしたフレンチレストランの改装計画。

少しずつ方向性が決まってきました。

改装ということで、現在の温かく家庭的な
雰囲気を少し残しながらも、
お店全体のグレードアップを計る計画。

新しいものを入れ過ぎてもまとまりがつかないし、
かといって控えめ過ぎては意味がありません。

何か少しを加えることによって、空間が引き締まり
全体的にグレード感が得られるようなカタチ、デザイン
色、素材を決めていきます。

キーワードは「熟成」

長い年月を積み重ねて
レストランの歴史や風格が出来上がる様子を
ワインの熟成と重ね合わせてコンセプトとしています。

そのためインテリアの一部にワインのように濃い赤色の
ガラスを使用することに。





当初はガラスの間にカラーフィルムを挟むことで
赤色のガラスを作成する予定でした。
ところがフィルム1枚では思い通りの赤色は出てくれません。
光にかざすとピンク色っぽい・・・

フィルムを重ねれば重ねるほど
思い通りの濃~い赤色ができるのですが、
重ねれば重ねるほど当然ながらコストが・・・

(5枚重ねてやっと思い通りの色)
さらにこのフィルムは現在国内に在庫なしとのこと。
・・・ですよね、いつも欲しいものはすんなり手には入らないのです。



ということで、その後いろいろと探した結果見つかったのがこちら。
ステンドグラスです。

置いて見てみると本当に黒っぽいのですが











光にかざすと・・・












表情が様々で面白いです。

昼と夜とで違った雰囲気を出すのに
使えるのではないかと。

使い方にもよるのでそのデザインは
ただ今考え中。
新しいことが決まり次第、随時更新します:)

tamura

Sunday, April 18, 2010

地鎮祭

先週の金曜日、岡山県で新築するお家の地鎮祭を行いました。

敷地は緑溢れる自然豊かな場所です。



↑昨年夏の様子。敷地はまだ草だらけです。

この日ははあいにくの天気でしたが、
あちらこちらで花が咲き、鳥が鳴いていて
目と耳で十分春を感じることができました。




↑もう緑になってしまったけれど敷地には大きな桜の木が。

ところで地鎮祭とは…? 簡単に説明をすると、
私たち工事関係者にとっては、
無事に工事が進みますようにとお祈りをする、
お施主様にとっては、新しい土地にお世話になるため
その土地の神様にご挨拶をするという大切な行事です。

今回の地鎮祭は個人住宅なので規模は小さいのですが
お世話になった神主さんが何とも熱い方でした。


何でもお施主様が都会からこの土地に移り住むことを
とても嬉しく思っておられるようで、式も少々長めになるとの事…。

しかし式の内容は決まっているはず。。

一体何が少々長めになるのかと思っていたら
式の中でお施主様がこの土地に巡り合い、思いを膨らませ
もうすぐ始まる新たな生活を家族みんなで楽しみにしていることを
細かく細かく土地の神様に報告してくれるのです。

そして何事もなく工事が終わり、その後幸せな生活が送れるように
十分にお祈りして下さいました。











確かにお施主様とは、約1年前にお話を頂いて
土地探しから長~い時間をかけ、やっとの思いでの地鎮祭だったので
神主さんの歓迎の気持ちがとても温かく、
私たちにとっても印象的な地鎮祭となりました。











敷地の四隅も全身全霊でお清めをして下さいました。











計画のため少し枝払いをしてしまうクヌギの木には
代わりにしっかりとを謝罪をしてもらいお許しをもらいました。

その後順調に式は進み、最後に記念撮影をし無事地鎮祭は終了しました。










写真からも何だか神主さんのエネルギーが
伝わってきます。。

式の途中ひっきりなしに鳥の鳴き声がするので
神主さんが一言
「ウグイスさんんが祝福してくれていますね。」と…
本当にいい場所だと思いました。


竣工する夏~秋頃にはまた違った風景が楽しめるはず。

たくさんの人の思いが詰まったお家が出来上がるのが楽しみです。

田村